「レジェンド オブ ヒーローズ」(4/30)
ギャグ(?)です。
わけのわからないモノを書けとリクエストがあったので、
昔、考えていたものを記憶をたどって書き上げました。



管制:こちら種子島宇宙センター。ショッカーX打ち上げ10秒前。上空2万メートル以上、なし。どうぞ。
オペ:こちらショッカーX。各制御システム以上、なし。メイン浮力発生装置装着。浮力、重力つりあいます。3、2,1、離陸!以上、なし。

D1:なぜ蚊のような小さいステーションから宇宙へ赴かなくてはならないのかね。
D2:乗船するクルーの9割がメード イン ジャップだからじゃ。わしも名前はカタカナじゃが、ジャッパニーズアニメションで生まれたからのお。
D3:それよりこの船は何で動いてるんだ?ジャイロ装置もなさげな上、エンジン音も振動もないではないか。
D4:中途半端な近未来の不可思議装置じゃないのか?お決まりの如く。
D5:過ぎ去った時代の奴は気楽でいいよ。これから迎える我々は、現代科学技術の遅鈍さに毎日気をもんでいるのだよ。
オペ:当艦の製作は有限会社ショッカーが請け負っております。
D6:あの死人をバッタにした連中か。バッタ以外は三下もいいところではないか、ほとんどが不良品の怪人だったぞ。
D7:そのバッタは乗っているのか。
D8:もちろんですとも。わたしが改良に改良を重ねた挙句のプロトタイプですから。
D9:こんなやつまで乗っているのか?
D10:この船には世界のアニメ特撮ヒーローと、その顧問エンジニア…もといハカセたちが一人ずつ乗っているのですばい。

オペ:月の裏側からズゴック一機、来ます!
D11:捨て置け!
D12:なぜ宇宙に水陸両用が?
オペ:索敵中…
D13:ズコックって言っただろ!今。
オペ:…完了。敵パイロットはヘルニアを持病としています。パイロットシートの乗り心地ではもってあと2分です。
D14:なぜわかる!?
オペ:ハッブル望遠鏡の制御コンピュータをハッキングしました。敵の真後ろから来る太陽照射のX線を観測して索敵。ズゴックの装甲はアルミ主体の合金と考えられます。
D15:敵のパイロットスーツはX線を通すのか?1分と待たずに被爆するぞ。
D16:なんにせよ38万キロ離れているのだ。ほうっておいても問題ナッシング。

オペ:あ、今ズコックがこちらに向かって50ミリバルカンを発射!映像が届きました。命中率は0.000000053%。着弾まであと377秒!
D17:あうと オブ 眼球!
D18:>D17 情報は耳から入るんDEATHYp!
D19:あの指でどうやって打つんだ?

オペ:命中率、(1.7n*t)^3 (3乗、t:発射時刻からの経過時間、n:未知定数)ポイントずつ上昇虫!
D20:なにがどうしたというのだ?
D21:ん、命中率が3乗ということは立方比例か!この船の体積に問題があるのではないのか?
オペ:ただ今ショッカーXは1秒ごとに1.7倍で膨張を続けております。
D22:それでは未知定数nはPn=Pn+1のように、前の値を取り込む型の数列になるではないか!?どこが定数なんだ。
D23:いや、それよりなぜ膨張する必要があるのだね?
オペ:浮力発生装置が艦全体の膨張の10割を占めています。
D24:浮力って、もしや気体か?
オペ:装置の構成スペックは、内部は水素66%、酸素33%、外壁は超協力ゴム「割れませーん・伸びまくーる君三世」(商標)となっております。
D25:なんて絶妙な配合!もう意図的と考える以外余地なし!
D26:おのれ測ったな、ショッカー!
D27:ブルータスお前もか!
D28:>D27 いや、それは少し違うぞ。つーかお前Doctorじゃないだろ!
D29:なに!カエサ○が順番守らなかっただと!ハカセのあとにヒーローって口裏合わせまくったじゃないか!
D30:いや、それよりカエ○ルはアニメじゃないだろ。なぜいるんだ?

オペ:命中率、ログスケールで上昇。命中は免れません。あと3秒。
D31:logって天文学じゃあるまいし。
D32:我々はロマンチストではないのだよ!リアリズムあふれるベジタリアンだ!
D33:結局ヒーローまで回らなかったな。
D34:水素ってヒンデンブルクの二の舞になるのか。この時代に。
D35:空気のない宇宙を考慮して酸素を混ぜるとは、感服いたす。
D36:ハカセの36人目までで限界のようだ。オペレーター一人で13回もでて卑怯だぞ。

     どかむっ!!!!?!!

     こうして月の治安は守られた。ザクのパイロットはヘルニア隠しでクビ。(ぉ