第13回
(WM教授):スターウォーズ エピソードU解禁。

(シュタイン):それじゃアユですよ。ふうぎり っていうんじゃないですか?

:ええい黙れ。ファンにとってはこれまでがSW禁止だったようなもんだ。待ち焦がれていたのだよ。解禁はその心理状態を表すに十分な言葉だ。

:でも、教授はフアンでもなんでも ありません。ただの しがない ろうじんです。

:死が無いのだ。というわけで、今回はスターウォーズで染めてみることにする。

:こうかい2にちめでネタバラすとは、やることが おおあじですね 教授。

:読みたくないやつは、ここで帰っても結構。と言っても、そう核心に迫る話題はしないがな。

:だから こんな おたよりを でっちあげたんですね。

>マスター・ヨーダはなんで杖なんか突いてるんですか?
>         19歳男

:ヨーダ君は齢約800歳だぞ。普通ならとっくに土に還っているんだ。杖で済んでいるのが不思議なくらいだろう。

:でも かれは人間にしては ミドリすぎます。ちきゅうのどうぶつと くらべては いけないのでは。あんな じんじょうならざる うごきをするわけですし。

:フォースの強力さはまあわかるが、ネズミ花火よろしく動き回ったのには、流石に私も驚嘆した。

:たしかに おもわず わらっちゃいますよね。

:察するに彼はフリーザのようなタイプなのだろうな。平時は高見の見物を決め込んでいるのだ。ジョージ・ルーカスも彼に思い入れがあるようだし、ヨーダの凄さは溜めてから魅せたかったのだろう。

:じゃあ、つえをついているのは、えんしゅつですか?

:足をびっこひいてる(ひきづっている)のは、齢800歳に対する気負いからくるものだ。

:またそんな いいかげんな。

:その証拠に、本編を観ろ、マスター・ヨーダは全然動かないではないか。800歳の超人が、僅か数十年であの変貌ぶり、きっと心的外傷害などの精神の激変からくる体調の変化だ。もう年なんだ。

:あれは とうじ ヨーダさんが ただのにんぎょうだったからです。

:エピソードUの時代にはヨーダは幾らか若かったのだ。それと特撮技術の発展を考慮してこの時期にエピソードを作ったのならジョージ・ルーカスはマスターだな。クロノマスター。

:それは とけい です!

:ギリシア神話時代、クロノスは世界を支配していたのだぞ。時間だぞ。

:はなしが ややこしくなります。そろそろ かえりましょう。

:しかし、SWネタと言っておきながらヨーダしかしなかったな。ショタ全開だったアナキンが子供達を震撼させたダーズヴェーダーに変わっていく重要な接点の話なのだが。

                               つづく

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