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足並み10か条
・抜き足・すり足・しめ足・飛び足・片足・大足・小足・刻み足・わり足・常の足。
○家の中は罠を仕掛けるのにもってこい。
○石は最も簡単で攻撃的な武器。→
印地打ち
○一を聞いて十を知る。
○犬は忍びの敵。
○後ろに深い谷、前に高い山、の城は攻めやすい。
○大雨や大風、敵が騒いでいる時は、忍び込むのにちょうどいい。
○勝つためには手段を選ばない。
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必ず救うの軍なきものは必ず守るの城無し
・援軍のアテがなく頑張っても負けるのは時間の問題。
○体の匂いを消すために風呂に入る。
○彼を知り己を知れば百戦して危うからず
○川を渡るときにはスキができる。
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口伝
・忍者は大切なことは書物に書かず、口伝えで教える。
○くの一に年齢はない。
○警戒中大勢で食事をする場合、二人一組背中あわせで、時間をずらして食べる。
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木陰の大事
・木を隠すなら森の中、人を隠すなら人の中。
○小船では人が一箇所に集まったりしない。軍船でも他舷を助けには行かない。
○死中に活を求めるのが忍者。
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忍び口を探す(取る)
・入りやすくて見つかりにくい所を探す。
○忍び込む時は、逃げ道を確認しておく。
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忍び込むのによい機会
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祝言の明け夜
・パーティーのあと(遊興の夜)は酒が入ってぐっすり眠っている。
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普請労役の夜
・力仕事をして疲れた夜は良く眠る。
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隣家変事の翌夜
・近所で火事などゴタゴタがあった翌日は睡眠不足でよく眠る。
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忍び込むのに悪い時期
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新茶の頃は見合すべし
・濃茶はなかなか寝付けない。5,6月の新茶。
○自分が忍者であることを誰にも話してはいけない。
○使命第一。味方を見捨てても寄り道してはならない。
○水上での戦闘時は水の中にも注意する。
○姿を見せぬのが忍び。
○船上ではチームワークが大切。海賊では違反者に厳罰を与える。
○戦闘時、合図は声や音の回数ではなく、別々にほら貝、かね、ドラ、拍子木などわけて段取る。
○外にいるときは建物の中に、中にいるときは外に敵がいると思え。
○
その身に似合わぬ道理を言い、利口を語る者は必ず外より教えらるる
・普段そうでない人が急に利口なことを言ったら、陰でその人に助言する者がいる。
○焚き火は敵に自分の位置を教えているようなもの。
○力で戦うのではなく、頭で戦う。
○地形は兵の助けなり。
○常に薬をもち歩く。
○敵の虚を突く。相手を油断させて攻撃。
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敵の心を取る
・相手の立場になって考える。
○敵の目をごまかすための変装。
○天気や天運を知ることは重要。
○通り道には埋め火があるかもしれない。
○時と場所に応じた道具を使う。
○どんなことをしても生き残らなければならない。
○忍者にとって天候はとても大事。(雲行きの伝)
○忍者の最大の敵は忍者。
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忍者の三禁
・酒・女・欲。
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忍者の三病
・恐怖・考えすぎ・人を軽く見ること。
○忍者は戦闘員ではない。闇に生き使命を果すこと第一。
○忍術は正しく使う。私利私欲のために使わない。
○忍者は目立たない程度に普通にすれば、別に太っててもいい。
○忍者を使うにはキメ細かい運用が必要。どんな小さな情報も漏らさぬこと。
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光足をさける
・光源を避ける。月夜に忍ぶときは月を背に受けてはいけない。
○必要最低限のものを持つのが基本。
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人を破らざるの習い
・人の心を傷つけると何事も上手くいかなくなる。
○秘密は絶対に漏らさない。
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百里を行くものは九十里を半ばとす
・終わりに近づいても気を緩めるな。
○風魔忍者は薬や毒を扱うのが巧み。
○風神<ふうじん>、魔障<ましょう>、降伏<ごうぶく>。すなわちこれ風魔なり。
○不自然な景色に注意。
○不自然なものには絶対に触らない。
○普段からの心がけが大切。怪しまれないように振舞う。
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兵は詐をもって立つ
・だますことは大切な作戦のひとつ。基本。
○部屋の中は仕掛けがしやすい。
○窓の下は頭を低くしないと危険。
○水には毒が入っている事が多い。
○水を見ただけで深さが分かるようにする。
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命は食にあり
・食料がないと兵の士気も下がり、また集まらない。
○薬草は毒草と紙一重。使い方を間違えると危険。
○床が石敷きの蔵には、かなり大切なものがしまってある。
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夜道の心得
・先が見えないとき、地に伏して雲を透かすように見ると良く見える。
・人の通る道は塩の味がするらしい。
○利用できるものは何でも利用する。
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篭城の心得
・城内の草木はないほうが敵の侵入を見つけやすい。
・外から手紙が来ても読んではならない。
・大切なのは水と食料。
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