>ネコが嫌いなんです。なんとかならないでしょうか。
>        19歳男


(WM教授):今回はわりかし無難な質問だな。易鳥くんよ。

(シュタイン):ネコぎらいを なおすほうほうですね。イヌぎらい でなくてよかった。

:まあ、対処法といえば、
 ・隣の家のおばあちゃんに膝枕してもらう。
 ・アカネさんに膝枕してもらう。
 ・それっぽいのが居る店に入って、金を垂れ流してくる。
 ・ゲームソフトの品定めを始める。

:教授、教授。そういう られつは よしてください。まるで「勝手○改造」のようです。

:ム、それはマズイ。セクハラ法を学べるならまだしも、マニアしかわからないネタに走るのはよくないな。

:しかも、すべてビミョーにちがってます。

:羅列がダメというなら、場合わけしてズバリ答えてやろう。

:いちいち、そんなせつめい いりません。

:うるさいのお、行数を増やすためだ。
 ・まず、アレルギーの場合。
  あやしい情報誌と、ヤブな医者を天秤にかけてみることだな。

:いしゃに みてもらうほうが いいとおもいます。それにぜんぜん まるおくん じゃないです。


 ・何で嫌いかわからないとき。
  まあ、慣れることだな。マタタビ背負って、ネコのルツボに飛び込んだり、三味線奏者(もしくは 職人)になったり、とな。

:もっと、ソフトにならないんスか? っというか、なぜしゃみせん?

:三味線の胴には猫の皮が使われているのだよ。常識だろう。
 ネコは空気を入れてふくらませてから剥ぐんだぞ。

:グリーンピ−スにどつかれそうな こういですね。

:自分の弾いてる三味線が悲運のネコだとわかれば、親近感も沸くだろう。

:わきません。

:大風吹けば桶屋がもうかるというではないか。

:なんスか、ソレ。ぜんぜん かんけいなさそうな きがしますが。

:思わぬ結果がでたり、あてにならぬことを期待することだ。

:あたってそうで、なさそうな、ことわざですね。

:大当たりなんだよ!これの由来が。
 風が吹けば砂ぼこりが舞い、盲人が増えたのだ。昔は。

:めぐすりさしたり、いしゃにいけばいいじゃないですか。

:チャチャをいれるな!そして、盲人は三味線弾きになると相場が決まっていたのだ。昔は。

:もーじんはもうじんでも、「耳なし芳一」は琵琶法師でしたけどね。

:あれは、作者(小泉八雲)が外国人(ラフカディオ・ハーン)だからな。しかも江戸の終わりごろぐらいかの。まあ、偏見はよくないが。

:そうなんですか。

:っで、三味線にはネコがいる。そして猫が減るとネズミが増える。ネズミが増えると、桶に穴が開きまくる。というわけで、桶屋ボロ儲けとなるのだ。

:おけやは かぜをおこせば いいんですね。

:だからといって、桶屋に転職してネコの虐待に走ると、人間に嫌われるぞ。
                                 つづく

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第6回