(シュタイン):こんちは。「第21回WM教授の質問相談箱」です。

(WM教授):今回は2000ヒット記念で、年3回の易鳥デー(管理人が出てくるスペシャルデー)なのだが、やることが多いので彼奴はラスト↓に持ってった。

:イスカデーなんて はじめてききますた。

:今回は普通で推し進める。
  まずお知らせだ。君らの目が節穴でなければ、ピンホール効果は絶大だが、…

:いみが わかりませんよ。むだなこと いわなくていいです。

:上の告知は承知だろう。気があるなら即座に対処してくれたまえ。
ズシャー!
:ぐへぇ!お、お願えします。http://isweb41.infoseek.co.jp/novel/profiska/の旧アドレスはもってあと半年の命でごぜえます。何卒、ブックマーク等のご変更を。

:では、こんかいのしつもんです。

>例えばさぁ、タコやイカは無脊椎動物だから河豚の毒は効かないとかこんな話題を究明してくのが興味をひくんだよ。
>           kaiji

:一見して再読したくなるような質問だな。

:てか、しつもんでは ないような。

:いいんだよ。ネタがないのだから、それらしいのを片っ端からネタ化するのは悪ではない。

:もんくは いわれますがね。

:大いに結構。
  それでは質問だが、これはふぐ毒は神経毒だから無脊椎動物であるイカやタコには効かないのじゃないか?と言っているのかな。

:例えば、ですよ。なんかちがうような きもしますし。

:わかっとらい。しかし、無脊椎だからと言って神経を持ってないわけじゃない。手で触れば引っ込むし、スミも吐く。逃げる時には運動神経も必要だろう。全く忌々しいことだ。

:てことは フグどくは きくんですね。

:そうでもない。イカやタコは捕食する際、エモノを痺れさせてから食べているのだ。つまりヤコい方もそれなり毒を持っているわけだ。テレビで捕食シーンなんかを見ると、八肢十肢にからめとられた魚の 絶望と悲哀に満ちた目がアップにされたりするが、あれは実はがんじがらめで動けないと言うよりは、麻痺していて動けない状態にあるのだ。

:初ミミですね。

:初出だからな。
ズシュッ!
:げふぅっ!って、待てコラ!嘘はいっとらん。イカやタコは絞毒という毒を少なからず持っておるのだ。

:だからふぐは きかないんですね。

:早い話がそうなる(とは言えないが)。もう少し説明すると、イカやタコもフグもテトロドトキシンという同じ成分で毒を構成しているわけだ。

:というわけで、どくはきかないんですね。kaijiさんのいったとおりじゃないですか。

:まあ、そういうことにしておくか。ちなみにこのテトロドロキシンの致死量は自分の体重の約五万分の一だ。フグを食べる前には体重計に乗って計算しておくよーに。

:でも、いまからたべるフグが どのくらいのどくをもってるか しりませんよ?

:このテトロドトキシンは人体におもしろい効果を与えてくれてな、致死量に至らない摂取量では、人を仮死状態にしてしまうのだ。

:やばいじゃないですか。(ていうか、ムシですか…

:ところがこの致死状態、時間がたつと意識が戻ったりするからおもしろい。

:ZOMBIEーなわけですね。

:間違って火葬にでもされたら大変だ。フグに当たって死んだ人はパイプ付きの棺桶で土葬、というのをお薦めするぞ。今回はここまで。

:で、イスカさん↓。
      (ヨチダ):教授はあんなこと言ってますが、僕の見解はコチラ。

     つづく
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第21回